教育って言うでけぇモノに立ち向かっちまいまして

教育関連について書くときはこっちで書きます。

教室という空間は異様な空間なのか、意見を聞きたい

今回はこちらでの更新。こっちのブログの更新土曜日に統一しようかなぁと思ってたりするんだけどどう?

教員をやっていると、「教室の使い方」というものの個性が出てくる。ここで示している「教室」という言葉は、空間としての教室を指している。

 

 

本来この記事は、教室関連の本を読了してから書こうと思っていたが、手っ取り早く「教室の科学」のようなタイトルの本がなかったので、記事を通じて皆さんに意見が聞きたい。

 

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立場をわかりやすくするために私は教室を「公共空間の延長の場」として意見を述べさせてもらいたい。

 

 

掲示物に関して

 学級の掲示物が教室の雰囲気を決める。ということはよく聞きます。

僕も最初そう思い、コルクボードに写真をに張り付け、教室においてました。しかし写真にたくさんイタズラがなされ、すぐにひっこめる事態に。うーん悔しい。

実際にクラスの掲示物など頑張ってやってみるとクラスの雰囲気は何となくよくなるのですが、継続するのが難しい…ここが教員の努力というやつなのですね。

今では、イベントなどの募集状況の掲示物が割と乱雑に張られている状況になってしまっています。特に高校はそういったチラシが多いので所狭しに貼られる状況に…

今の勤務校ではICTを推進しているので学級新聞は出さずに定期的に学校が使っている掲示板のようなところにUPしていますが、掲示物はどうするべきか。ぜひとも意見が欲しいです。小学校だと一生懸命教室のレイアウトを作っている様子を見るんですけどどうなのですかねぇ。

ぶっちゃけ僕は、紙大っ嫌い過激派なのでそういったお知らせも排除してデジタルサイネージとか導入するのはどうかっていうデジタルミニマリストなんですけど。

逆に言えるなら、生徒たちが乗り気になるのであれば、生徒用の空間を提供してそこを飾り付けてほしいなぁなんて理想を述べたりはしていますけどね。

置き勉に関して

 たびたび問題に上がる「置き勉」。僕は反対派です。そもそも教室は公共空間という認識を持っています。そのため、使っている机はあくまで借りているものという認識。学校から帰るときには何も入っていない状況にしておきたいのです。そもそも高校はロッカーがあるので、毎日持ち帰る必要はないですしね。

放課後や週末に他の団体が教室を利用することがあるので、机の中って空にしておいて然るべきじゃないのでしょうか。

割と置き勉のデメリットは①勉強が自宅でできない②プリントが高確率でぐちゃる③貴重品を平気で入れっぱなしで盗まれる。だと思います。

メリットは①持ち帰る教材が毎日重い。②ものを忘れる機会が減る。

でも、ロッカーあるんだよ?そっち使えるなら机の中空っぽにしようぜ。

机の中から腐ったのパンが出てきた時はマジでドン引きしました。そういったルールは徹底するべきなんでしょうか。毎日言っていても、3学期になるこの時期になった今でも、言い忘れた日には必ずおいて帰る・・・

流石につかれちゃいましたわ。

自己管理の意識を付けるためにはよい方法だと思うんですけどね。

文庫などの机以外の空間について

 学級文庫を置いているのですが、読まれている気配がない。最初の頃は興味をもって読んでいた生徒もいたのですが、最近はもっぱら0ですね。

定期的に文庫の中身を変えるなどの工夫を見せた方がいいのではないかなぁと思ったり。そもそも本を読む生徒は自分で用意しますけどね。堅苦しい本をおいても結局一度も読まないことが多いので、学年に合わせて置く本を変えるのも考えないといけないとなると結構な蔵書数が必要だな。生徒自身に読んでほしい本を置いてもらうのもいいんですけど、読まれなかったり、汚されたりといい姿が見えない自分の想像力が嫌い。

文庫についてはこれからおいおい考えていくとして、ロッカーの上などの空間について。ここも僕の「教室は公共空間の延長の場」という考えの支配下となります。そういった場所は公共の空間なんだから、道端に落ちているゴミのように放課後残っていたら捨てますよ!といった感じの認識なのですが、過激派なんでしょうかね。

基本的に教室はミニマリストのようにしておきたくて、なるべく目の見えるところにものを置いておきたくない認識です。華やかな教室も嫌いではないのですが、物が増えると管理が大変でどんどん荒れていきそうで怖い。もう無機質的なカスタマイズ可能な空間でよくない?

教室という空間をどのような空間としてとらえるかで教室づくりは変わってくると思いますが、皆さんはどのような教室を作っているんでしょうか。

いろいろとお話が聞きたいです。

おまけ:机の並べ方について

最近、気にしていることですが、机の並べ方について二列をまとまりで計六列という並べ方が昔から一般的だと思って頭には残っているんですけど、あれって何なんですかね?

小学校時代の男女列の意識が強く働いているのかなぁと思っていて、最近はすべて均等な距離に並べるようにしています。グループワークを組む時とかは便利かな?と思う瞬間もありますが、特段困ったことはなく毎日送っています。

なんかきっちりしすぎちゃっているんですかね?気にしすぎかな?

 

まとめ

書いていて思いましたけど、散々学生時代は生徒にたくさん求めないとか、好きなようにやらせるとか言ってましたけど、教員になってからは自分のわがまま押し付け放題。とんだクソ教員だぜ。だって教室荒れるの嫌なんだもん。

教室づくりは生徒に押し付けるものではなく、担任がやるものだ。って意見。もちろんわかります。その通りだと思います。

けど、教室づくりを通してはぐくんでいくべき能力もあると思うんですよね。

僕だって理想形は、ともに作っていこうぜ!楽しい教室!っていうのなんですけど、そこに至る前に挫折してしまいました。そういったのも含めて教室づくりについていろいろな意見が欲しい。いい教室にしたい。そんなわがままを聞いてくれ!頼む!

そういえば、書いている途中で本を見つけたので今度読んでみます。

 

学級が落ち着く 教室の整理・収納・動線のルール

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