教育って言うでけぇモノに立ち向かっちまいまして

教育関連について書くときはこっちで書きます。

最近のSNSにおける教育活動について

まぁ批判でもなんでもなく最近Twitterで教員界隈の動きがとても活発ですよね。

 この職業についてから教員界隈の人たちをフォローするようになったからかわかりませんが、実践例について上げられる方々や勤務実態について訴えられる方々、学校での出来事について(もちろん鍵垢ですが)ダイジェストで上げられる方々といった感じで見受けられます。

そこには、単純に学校は閉鎖された環境であるというのが裏付けられているのではないかなぁと最近思うようになりました。

 

大学の時から教員は社会について知らないとか言われて、閉鎖的な常識の中で一生を終えなければいけない。逆に言ってしまえば、学校内のことって外に伝わりづらいですもんね。なので、最近は会社自体が自分の労働環境を周りにリークするように学校内の情報を外に出そうとしているいい動きなんじゃないかなぁと思っています。

いかんせん、守秘義務だとか、SNSは悪だとか昔から学校教育では言われていたので、それを打破するよい流れではないかと思うところです。ですが、少し恐れているところもあります。それは学校というか、現場の自浄作用が機能していないからではないかと思います。

たしかにSNSを通して自分の実践例や内情を他の教員に伝えていくことは大切ですが、まずは学内でその情報を共有できているかが第一なんですよね。教員を目指している大学生のTwitterを拝見させてもらうと、いろいろなイベントに参加して実践例をうんちゃらかんちゃらと見受けられるのですが、学校ではもちろん先生ごとの特色も重要ではありますが、教師によって当たり外れが大きくなりすぎると問題になるのです。となると得てきた情報を学校全体で使えるようにしていく必要があります。それは実際とても難しく、理解が得づらいことかもしれません。しかし、それを怠ってしまうと、誰に対して授業を行っているのか見失ってしまいます。

まぁ話を聞かない校長とか常識がないだろって思われる愚痴をSNSで垂れ流すのはいいとは思いますけど、実践例とかはSNSに流す前に、学校の教科間で意見交換や、共有をするのが第一にする必要があります。そもそも自分のお金で買った教材で自分だけ授業で使ってどや顔するんだったら、学校の経費で買ってみんなでどや顔しようなぁって話ね。

やはりそういった部分にSNS教員の危険性があるのではないかと思ってしまう所存です。なんか突っ走って学校の方針とか無視したり、本当に学校で教えるべき内容を無視してしまっているんじゃないかなぁって思ってるんですよ。そういったことがなければいいなぁと希望を抱いて今日も寝たいと思います。